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ゆず庵社長はたちばあの頃

 

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ゆず庵社長 15歳で 大豊中学校を 卒業

土佐山田高校 商業科に 入学

高校生の身分でありながら

ホープと言う 喫茶店に入り浸っちょった

そこの喫茶店は 車を持った20才ぐらいの年上の人らあが

おったが 

ほんで 良く 夜のドライブらあに

連れて行ってもらいよったがよ。

1回 高知市内の映画館へ 車3台連ねて行った時の

事を思い出した 

初めての 夜の高知市内やった 大津バイパスから

橋を渡って カステラは売っていませんの カーパルコ長崎屋

そこを通って パチンコ屋の ネオンのキラキラした

看板に もう 目は釘づけやったちや。

確か ジョントラボルタ主演の 「グリース」言う映画

を みた後 そこの1階にある

ミスタードーナッツへ 10人ぐらいで入った。

実は 映画館へ入るときに 三角看板に 

「ドーナツと コーヒーの おいしい店」

と 書いちゅうがを 見ちょった。

ほんで 先輩に 「おい 清 なんにする?」と 聞かれたき

常連みたいな言い方で 「ぼく ドーナッツ」 と 答えた

「ほんで なんにするがなあ?」と聞かれて

「ほんで ドーナツ」 と 堂々と言うた。

「あほう ドーナツにも 色々種類があるがよや」 と

 世間の事を ひとつづつ 覚えて行った

16歳の夏。

20才ばあの頃 調理師会の会長に

「近藤 石川県の 能登半島に 和倉温泉言う

ホテルがあるがよ そこに 人が足りんと言うき

ちょっこり 働きに 行ってくれんか」 と いわれて

ほいほいと 行ってみた。

たま~るか 600人も泊まるホテルで お客さんの 夜の

会席料理の 天ぷらエビだけでも 1200匹揚げんといかん

ひとりで揚げよったら何時間もかかる もう 

鼻から油の煙を吸うて くらくらするがよ。

メロンから パイン すごい数を切るきねえ。

そこのホテル 名前が 和倉観光第一ホテル

高知から 送られた 若い調理人は 3日と 持たずに

夜逃げをする人ばかりで

ものすごい つらいと 聞いちょったけんど

朝は その 600人の朝食の準備で 

寮で4時半起きの そこから ホテルまで 歩いて10分

5時から 朝食を作って それが終わったら その日の仕込み

カニがメインで 当然600匹を 毎日さばく 板場は 15人ばあおるがよ。

煮方(煮物係) 板場(刺身) 揚げ場 ゆず庵は 色々 人が手が足りん

所を 手伝いよった。

ほんで 夜の11時頃 仕事が終わって それから 1時間 庖丁を研いで

帰って 寮で寝て 又 次の日 睡眠時間は 3時間半

冬の寒い朝に 起きれんがよ 気合いがかなりいる。

休みは 月に1回で 前の夜 仕事が終わったら 車で4時間かけて

金沢市内のぽかぽか温泉へ 泊まって 次の日 街で買い物して

又 車で ホテルへ 帰る。

これが 楽しうて 毎月 行きよった。

調理場で働きゆう人らあも 包丁と 下着を持って

全国を渡り歩きゆう 流れ板やら

地元で 仕事がなくて マグロ船に乗って1年間日本に

帰ってこれん 船乗りが 言うのに

「船で寝るときは みんなあ 枕の下へ 包丁を忍ばせちょった」

突然 襲われる時があるらしい 

けんど 船に乗るより ここで働く方が よっぽどえい と 

言いよった。

青森から来た 男は ある日 実家に電話をしよった。

まあ 話が 意味が わからんかった。

これが ずーずー 弁と思うた 

新幹線の事を ズンガンゼン というのは わかったけんど

そのあとが まったく わからんかった。

 

東北は 冬は 雪が半端ないばあ降るがちや。

デパートへ出かけるときは みんなあ 長靴で

デパートの玄関まで行って 入口で 各自持ってきた

ハイヒールらあに履き換えて 店内に入るがよ

ほんで その頃流行っちょった メルローズとか 

二コルとかへ行くと オシャレな長靴を売りゆう

高知では 長靴じたい ブティックには売りやあせんかったに。

ほんで その日 今夜は雪がうんと降ると いいよった

あさ 起きたら なんと 車の屋根が隠れるばあ 自分の背丈の

170センチ そればあ 積もっちょったちや。

しっちょった? 冬の雪がうんと降る 何ヶ月間は

バイクは 走行禁止 ながやった。 いうたち 滑って

走れんけんど。 

まあ 半年おったちや ほいたら ある日

高知の 調理師会の 会長に 帰って来いと 言われて

面白い 石川県の能登半島の ホテルを 後にしたのがやった。

その時に 言われたがよ そこのホテルの料理長に

1日で 飛び逃げて おらんなるろうと 思いよったけんど

よう がんばってくれた 言うて

帰りに 給料とは別に 10万円入りの

寸志をくれたがやった。

まっこと 仕事ばっかりで 休みもなく 

お金を使う暇がなかったき 貯金は貯まるたまる

上の写真の昭和42年式のフェアレディSR311 

黒で 先頭の黒い奴。

これを 160万円 キャッシュで 買うたのがやった。

 

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